うんちく子供達の夜
... おまえだよ。 (-_-メ |
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◆ あの無感情なポーカーフェースは、実は仮面にしか過ぎず (500年も被ってれば、仮面も本物の顔と区別つかなくなるでしょう、 本人でさえ)、その下には、ずっと眠っていた無邪気な少年の顔があったことに、 ダニエルは気づいてしまったのね。もうそこの時点で彼の運命は決まったようなもの。 あの小悪魔に一度魅せられたら、逃げ場はないのだ。(笑)
◆ ダニエルもアルマンも、子供のような、大人のような、中途半端な精神年齢です。ブロンド君はどうも中身は永遠に学生がぬけないし、吸血鬼のぼっちゃんは5世紀も生きてる癖に、 相変わらずガキだし…。 ◆ その場に応じて片方が大人になって、 もう片方が子供になったり、お互い、いいバランスが取れる相手みたい。きっとふたりは恋人以前に、とてもいい親友なのではないかな。恋愛と友情の線がぼやけて見えて、友情よりも危険な雰囲気があって、気がつけば愛だった、というかんじ。 ◆ でもやっぱり何よりも、ダニエルのあの素直でまっすぐな性格が アルマンを落としたんだ、とにらんでる。 物事のどろどろの面しか見ることを知らないアルマンにとって、 ダニエルの明るい、表裏のない単純さは、肩の重荷を下ろせるような、ほっとするような効果があったはず。 ◆ きっと、アルマンにとって、初めて少年のままでいるのを許してくれる(でも威張ってられる)相手だったのだろう。(あ、またアルマン視点になってる…;すみません、本当に。) ダニエルはそんなアルマンが可愛く見えると同時に、 彼への憧れも抱き続けているんだと思う。 |
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Updated July 4, 1997