LxL: 呪われし者の女王

Queen of the Damned (QOD)


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ラブラブLxL

誰もが覚えていよう、「呪われし者の女王」の エンディング、ルイとレスタトの静かなひとときから、 まずは第一弾。ルイを抱えて、レスタトは空を 飛びます。

(このシーンは、Annさんが推薦して下さいました)

I swung my arm around his waist... When he saw the stars, I felt him tense against me... But I was drifting now..., feeling him a snug yet weightless thing against me; just the pure presence of Louis, Louis belonging to me, and with me. And no burden at all.

俺は、ルイの腰に腕をまわした。星を見たその時、 彼の身体が、硬くなるのがわかった。

ルイの身体は軽く、漂っている俺には、彼とぴったりと寄り添ってるのは、心地良かった。 ルイの存在を感じる――俺のルイ、俺といるルイ…―― そんな彼は、全く重荷ではなかった。

…どうするよ、飛んで行ってしまった…(-_-;

いやいや、そんな野暮(=常識的)なことを言ってはだめだ!

めずらしく喧嘩もせず、ただ愛する人とぴったり身体を寄せ、二人っきりで星空を楽しむなんて、うぅ、な~んて 素敵なんでしょう!(笑)

ところで、男の人の腰に手をまわす、ってすごく やらしい(*^^*)――なんて、私だけでしょうか;

「夜明けのバンパイヤ」の一番大事なシーンとでも 言えましょうか。
新しく吸血鬼となったルイの、 バンパイヤ・ライフ(笑)の第一歩です。

I was so enthralled with the buttons on Lestat's black coat that I looked at nothing else for a long time. Then Lestat began to laugh, and I heard his laughter as I had never heard anything before.

"Stop looking at my buttons," Lestat said. "Go out there into the trees....and don't fall so madly in love with the night that you lose your way!"

私は、レスタトの黒いコートのボタンにすっかり心を 奪われてしまい、暫くの間そればかりを見つめていた。 そんな私を見て、レスタトは笑いだした。そして、その彼の 笑い声を、私は生まれて初めて聞いた音みたいに、聴いた。

「ほら、俺のボタンに眺め入ってるのも、いいかげんにしな」レスタトは言った。「外のあの木立に行ってこい。うっとり夜に恋なんかして、道に迷わないようにな。」

レスタトの無神経さを散々悪く言ったルイだけど、やっぱりルイだって惚れたんじゃないのー (^^)

そして、レスタトぱぱv新しいおもちゃを貰ってはしゃいでる子供を、微笑んで見守ってるようですv

そういえば、バンパイヤの "fledgling" (直訳すれば、「雛」 なんだけど…;)とは、邦訳ではなんと呼んでるのでしょう?

(しっかしこのコーナー、無責任ながらも、抜擢した文章の 前後左右《笑》を全く無視しちゃってもいいって言うのは、 選んでる方の私にとっては、中々の魅力です。あははは…;)

「呪われし~」の一番最後。悪ガキ・レスタトの 復帰!てなわけで、ルイをつれて、タラマスカの デビッドをからかいに行ったレスタト。懲りることを 知らない彼に、呆れてどなるルイちゃん。いつもの 痴話喧嘩です。
キレ1/2ルイ(16K)

"You're a perfect devil, Lestat!" he was saying. "That's what you are! You are the devil himself!"

"Yes, I know," I said, loving to look at him, to see the anger pumping him so full of life. "And I love to hear you say it, Louis. I need to hear you say it. I don't think anyone will ever say it quite like you do. Come on, say it again. I'm a perfect devil. Tell me how bad I am. It makes me feel so good!"

「あんたは悪魔だっ、レスタト!」彼は怒鳴っていた。 「あんたは悪魔そのものだよっ」

「ははは、わかってるさ。」
怒りに高揚し、活きいきと した彼に見とれながら、俺は答えた。 「おまえにそう言われるのが、大好きだよ。それを 聞かなくちゃだめなんだ、俺は。後にも先にも、おまえみたいに 言ってくれる奴は、誰もいないだろうな。さぁ、もう一度言ってくれよ。俺が悪魔だ、って。俺がどんなに悪いか、って。あぁ、最高の気分だ!」


しくしく。ルイちゃん、かわいそう…(;;)

こんな手に 負えないバカヤロ様のお守り(?)いつもしてちゃ、常識人(誤)なら、誰だってぷっつん来て、殺そうとも思うよね。

ルイを怒らせるのが面白くて、ついついいたづらを してしまうレスタトちゃん。

ガキかっ??

(はい、そうです。)

ルイ嫌がらせ真っ最中のレスタト。でもルイ、さすがに扱いなれてる…。

'I wish you would play the music,' I said softly, unobtrusively, but as persuasively as possible. Sometimes this worked with Lestat. If I said something just right he found himself doing what I'd said. And now he did just that.

「それより音楽の続きを弾いてくれないの?」私は、控えめに、なおかつ誘うように、そっと言った。時々うまくいくのだ。ちょうどいい口調で言えば、レスタトは無意識に、言うとおりにしてくれる。今回もそうだった。

あははは、さすがルイ。だんなの扱い方をしっかり心得てる!操られてることに気づかないレスタト、得意になってるけど、かなりまぬけだ(笑)。がんばれ、ルイ!