葵ビジョンのバンパイヤ界の中心にいるのはこのルイ。

彼は、バンパイヤの中でもっとも人間に近いことで知られてるけど、 何故あそこまで、人間から抜けきれないのでしょう。たったの２０年程年輩のレスタトは、 すでに２回も地に潜っているというのに、ルイは未だ長期の眠りには ついたこともない。そりゃ確かに、レスタトよりもエネルギーの消耗が 少ない生活をしてるけど…。

今にも滅びてしまいそうな、ひ弱そうなルイのどこに、 意識を失わず、２００年間も生きていける力が、秘められていたのでしょう。

レスタトもその辺が気になってるみたい。「余計なこと悩んでないで、もっと前向きに生きろっっ！ 」と怒鳴ってみたくもなるよね。意地悪してみたくもなるでしょう。（かわいそうなルイ…；）

苦しみを抱えながらも、マイペースに年月を 過ごして行くことが、ルイの人間性維持の秘密なのかもしれない。

レスタトと違って、自分が悪人になることが許せない、ルイだから、誰に対しても、優しく接してる。時にはそうすることが 相手をかえって傷つけてしまうことにも、気づかず…。（嗚呼、なんてバカなの、この子はぁぁぁ…──と思うのも、私の愛かしら、ほほほほ…＞この葵こそ大ばかでござい。）

目立たなくてもいい、
ただ、好きな人の傍にいられれば。

ルイと言って忘れられないのは、やっぱりレスタトとの関係ｖｖ　ルイは、 あのレスの光に惹かれ、レスはルイの優しさと美しさに惹かれてる……うっとり☆。 お互い自分にないものを相手に求めているわけ。

でもルイって、いつになっても自分自身が好きになれないので、何故レスが愛してくれてるのか（うう、テレるぜ…）、理解出来てない。理解できないから、レスタトの愛を 信じきれないし、それで、レスタトがいつ自分を捨てて消えてしまうか、 不安でたまらないはず。いかにもすれ違い夫婦、って 感じよねー。

本当は、ルイはレスタトの傍にいたいだけなのよ、きっと。 それだけで幸せを感じらてるはず。

レスタトにだって、ルイがいつもいる、という確信が彼自身の存在の土台となってます （…なんて、断言していいものか…；）。

クロウが死んでから、もう全てのことがどうでも良くなった、と言ってた ルイだけど、レスがロックスターとなって再浮上したとき、彼のもとへと戻らずにはいられなかったところを見ると、まだまだ生きる意欲はあるようね。

多くを望まず、静かに、さりげなく 生きているルイが、大好きｖｖｖｖ